難易度:初級 これはマスターしておきたい!
LINEの初期設定を誤ると、通知が来ない・友だち追加が勝手に行われるなどの面倒なトラブルが起きることがあります。
そうならないよう、LINEの初期設定を行うときは、注意すべきポイントをしっかり押さえておきましょう。
かくいう私も初めてLINEを使い始めたとき、連絡が届かず慌てて設定を見直した経験があります。
- LINEの初期設定で見落としがちな注意点
- 安全に使うための具体的な設定手順
- 初心者がやりがちなミスとその防ぎかた
最初の数分の工夫が、後の安心につながる——そんなポイントをこの記事でわかりやすく解説します。
本記事を読んで、あなたのLINE設定を整えましょう。

管理人紹介
当ブログの管理人「ヒラタ」です。
- 公共インフラシステム屋さんの元SE
- Mac歴3年、Windows歴25年
- モバイル業界に約10年
- 計6サイトを運営
- ウェブ解析士
- Google アナリティクス認定資格
LINEの初期設定で押さえるべき全体像と注意ポイント

LINEを使い始めるときにもっとも重要なのが「初期設定」です。
ここでの設定ミスが、「友だちが勝手に追加された」といったトラブルにつながることもあります。
注意点を正しく理解して安全にスタートできるようにしましょう。
インストール〜アカウント作成の流れ
まずはアプリストア(App StoreまたはGoogle Play)からLINEをダウンロードします。その後、利用規約への同意、電話番号の入力、SMS認証コードの入力を経てアカウントが作成されます。
続いて名前やアイコンなどのプロフィール設定を行えば、基本的な初期設定は完了です。
ここで注意したいのは、「電話番号認証の入力ミス」と「複数端末で同じ番号を使う」こと。これを誤ると別アカウントとして扱われてしまう場合があります。
そして友だちを追加する前に、自分のLINE IDを確認しておくと安心です。
初期設定で注意すべきポイント
LINEの初期設定時には、次の3点を必ず確認して注意するようにしましょう。
- 友だち自動追加の設定をオフにする:連絡先に登録されている人が自動的に追加されてしまう可能性があります。
- 友だちへの追加許可をオフにする:自分の番号を知る人に勝手に追加されるのを防ぐためです。
- プロフィールに個人情報を入れすぎない:本名や勤務先などを入れると、知り合い以外に個人情報が伝わるリスクがあります。
これらは後から変更可能ですが、最初に意識しておくことでトラブルを大きく減らせます。
そして家族にも安心して使ってもらうために、パスコード設定も一緒に行っておくと安心です。
実体験:初期設定で失敗した例
筆者自身、初期設定を疎かにして痛い目を見た経験があります。
初めてLINEを登録したとき、デフォルトのまま「友だち自動追加」がオンになっており、仕事関係の人までプライベートアカウントに追加されてしまいました。
後からブロックや削除をしたものの、気まずい思いをしました。
この経験から学んだのは、「最初の10分で設定を整えることが、後の安心につながる」ということです。
LINEのプライバシーとセキュリティ設定の注意点:後悔しないために

LINEを使ううえで、もっとも大切なのが「プライバシー」と「セキュリティ」の設定です。
初期設定を終えた段階では、自動的にオンになっている項目が多く、自分の意図しない範囲で情報が共有されることもあります。
ここでは、後悔しないために必ず注意すべき項目を整理して解説します。
友だち追加設定の注意点
LINEには「電話番号や連絡先をもとに友だちを自動追加する」仕組みがあり、初期設定では有効になっています。
便利ではありますが、職場や取引先など、知られたくない相手にもアカウントが表示される可能性があります。
おすすめの設定は以下の3つの設定項目をオフにすることです。
- 友だち自動追加:スマホのアドレス帳に登録しているLINEの利用者を、自動的に「友だち」として追加する
- 友だちへの追加を許可:あなたの電話番号を連絡先に登録している相手が、自動であなたを友だち登録できる
- IDによる友だち追加を許可(※):あなたのユーザーIDを検索して友だちに追加できる
こ3項目をオフにすることで、知らないうちに他人のLINEリストへ表示されるリスクを減らせます。
以下ではこの設定方法を見ていきます。
「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」をオフにする設定
LINEを起動して、ホームタブから設定アイコン(歯車アイコン)をタップ

「友だち」を選択

「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」をオフ

これで自分の知らないところで友だち登録されることを防げます。
結構知らない人が多いので、ぜひやっておきたい設定です。
「IDによる友だち追加を許可」をオフにする設定
LINEを起動して、ホームタブから設定アイコン(歯車アイコン)をタップ

「プロフィール」をタップ

「IDによる友だち追加を許可」をオフにする

IDによる友だち検索は意外に盲点です。
これも確実にオフにするか、必要に応じてその場でオン/オフを切り替えましょう。
プライバシー保護のための設定
その他のプライバシー保護対策として、「パスコード」の登録を行っておくとより安心です。
これにより、機密性を保つことができます。
LINEを起動して、ホームタブから設定アイコン(歯車アイコン)をタップ

「プライバシー管理」を選択

「パスコードロック」をオン

「パスコード」を設定

「パスコード」を再入力

これでLINEを起動する際にパスコード入力が必要となり、万が一他人が操作しようとしてもそれを防ぐことができます。
また、うっかり家族に自分のLINEを見られて困らないように、名前の見え方も調整しておきましょう。
実例:プライバシー設定を怠った結果
あるユーザーは、LINE登録直後に「知らない人から突然メッセージが届いた」と驚いたそうです。
原因は「友だちへの追加を許可」がオンのままだったため、電話番号を知る相手に自動的に表示されていたことでした。
また、SNS連携をオンにしていたため、プロフィール画像から個人が特定されるケースもあります。
こうしたトラブルを防ぐには、最初に“自分の情報をどこまで公開したいか”を決めて設定することが重要です。
【実践チェックリスト】LINE初期設定の注意点で今すぐ見直したい10項目

ここまで解説した設定を踏まえ、「自分のLINE設定は大丈夫かな?」と確認できるように、すぐ実践できるチェックリストを用意しました。
この10項目を順番に見直すだけで、LINEをより安全かつ快適に使うための初期設定が整います。所要時間はわずか5分。この記事を読みながら、実際の設定画面を開いて注意点を一緒にチェックしてみましょう。
- 電話番号認証を済ませた
- パスワードを設定した
- メールアドレスを登録した
- 友だち自動追加をオフにした
- 友だちへの追加許可をオフにした
- ID検索をオフにした
- トーク履歴のバックアップを取った
- 不要な端末のログインをオフにした
- 連携アプリのアクセスを確認した
- プロフィールに個人情報を載せていない
すぐに実践できる設定のヒント
チェックリストを見ながら設定を直すときは、LINEアプリの[ホーム]→[設定]メニューを開くとスムーズです。
各項目は数タップで変更でき、5分もあれば完了します。
また、設定を終えたら「自分のLINEがどのように見えるか」を家族の別の端末で確認してみるのもおすすめ。第三者視点で確認することで、思わぬ情報公開に気づくことがあります。
「あとでやろう」ではなく「今すぐやる」ことで、あなたのLINE利用は一段と安心になります。
FAQ:LINE初期設定の注意点に関するよくある質問

ここでは、スマホ操作の基本に関して実際に多く寄せられる疑問とその解決方法を、できるだけわかりやすくまとめました。
困ったときは、この章を見ながら確認してください。
クイズで確認!【LINE初期設定の注意点】の理解度チェック
本記事の理解度の確認クイズです!
本当に理解できているか、クイズで確認してみましょう。
もし間違えても、解説を読めば一段と理解が深まるはずです。
全問正解できたら、あなたは完全にマスターした証拠です。準備はいいですか?
まとめ:LINE初期設定の注意点

この記事では、LINEの初期設定に関する注意点を網羅的に解説しました。
初期設定を丁寧に行えば、後からトラブルに巻き込まれるリスクを大幅に減らせます。
インストール直後に確認すべき「友だち自動追加」設定、プライバシーやセキュリティを守るための工夫を意識してみてください。
この記事を参考に、安心してLINEを使い始めましょう。
- ・当サイト管理人:ヒラタが執筆。元SE/モバイル業界歴10年。
- ・国立大学大学院修了。工学修士
- ・所有資格:ウェブ解析士・Google アナリティクス認定資格
- ・実機:Google Pixel(Android 16)
- ・確認:スマホ基本機能/X/LINE/Gmail/Googleマップ 等
- ・再現手順:各操作を実機で再現して結果を確認


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