LINEを使っていて、相手のメッセージが小さく表示された状態(下図)で返信されているのを見て、「これは何だろう?」と思ったことはありませんか?

これは「リプライ」と呼ばれる機能で、簡単に言えば特定のメッセージを引用して返信する機能です。
ただ、「普通の返信と何が違うの?」「メンションとはどう使い分けるの?」「グループLINEで使ったら誰に見えるの?」など、初心者には分かりにくい点もあります。
本記事では、実際のLINE画面を確認しながら、リプライの意味とやり方、メンションとの違い、どんな場面で使うと便利なのかをわかりやすく解説します。
参考:LINEみんなの使い方ガイド(トークのリプライ機能を利用する)
LINEのリプライとは?「引用返信」の意味をわかりやすく解説

LINEのリプライとは、特定のメッセージを引用しながら返信する機能です。
たとえば、グループLINEでいくつかの話題が同時に進んでいるとき、普通に「10時で大丈夫です」と送るだけでは、何に対する返事なのか分かりにくくなることがあります。
そんなときにリプライを使えば、返信元のメッセージが一緒に表示されるため、「このメッセージへの返事です」と相手に伝わりやすくなります。

これなら、少し前に送られたメッセージへ返事をするときにも便利です。会話をさかのぼって探さなくても、引用された部分を見るだけで、何について話しているのか把握しやすくなります。
一言であらわすと、LINEのリプライとは『会話の流れを整理しながら返信するための機能』です。
【実例】地域の見守り活動で、誰への返事か分からなくなったことがありました
以前、筆者が地域活動の一環として参加している、シニア世代が中心の交通安全活動グループでの出来事です。
グループLINEに、以下のような連絡が続けて投稿されました。
- 「来週月曜日の登校見守り当番を代われる方はいませんか?」
- 「来月の定例会は〇〇公民館で大丈夫ですか?」
- 「昨日の活動で黄色い横断旗の忘れ物がありました」
そこへ「大丈夫です」「了解しました」「私が持っています」と普通に返信が続いたため、どの連絡に対する返事なのか分かりにくくなってしまいました。
実際に、「大丈夫です」は当番を代われるという意味なのか、定例会の場所についての返事なのか、確認が必要になったことがあります。
そこで、LINEのリプライ機能の使い方をアドバイスしたところ、元のメッセージと返事が一緒に表示されるため、誰がどの話題に答えているのか分かりやすくなりました。
このように、複数の話題が同時に進みやすいグループLINEではリプライが特に役立ちます。
LINEでリプライするやり方
LINEのリプライは、返信したいメッセージを指定してから返事を送ります。
このとき、リプライの方法には次の2つがあります。どちらの方法でも同じようにリプライできるので、やりやすい方を選んでみてください。
- メッセージを長押ししてリプライ
- メッセージを左にスワイプしてリプライ
今回は実際にAndroidスマホでリプライ操作を試しながら、画面の変化を確認しました。長押しと左スワイプの両方で操作できましたが、スマホに慣れていない方には長押しの方が分かりやすいと感じました。
メッセージを長押ししてリプライする方法
まず、LINEで返信したい相手とのトーク画面を開きます。
次に、返信したいメッセージを指で長押ししてください。
するとメニューが表示されるので、その中から「リプライ」をタップします。

そうすると、画面下の入力欄が下図のようになります。

あとは、入力欄に返事を書いて、いつも通り送信ボタンをタップすれば完了です。
送信後に、返信元のメッセージが自分の返事の上に小さく表示されていれば、正しくリプライできています。
「長押し」や「スワイプ」の操作が分かりにくい方は、動画で見ると理解しやすくなります。実際の画面の動きを見ながら、一緒に操作してみてください。
メッセージを左にスワイプしてリプライする方法
LINEでは、返信したいメッセージを左方向へスワイプしてリプライすることもできます。
スワイプとは、画面に指を触れたまま横へ滑らせる操作のことです(詳細は、📝タップとはスマホで何すること?スマホ操作の名称一覧をご覧ください)。

慣れると素早く返信できますが、スマホ操作に慣れていない方は、意図せずリプライになってしまうこともあります。
最初は長押しでリプライする方法から操作し、慣れてからスワイプを使う方法を試してみるのがおすすめです。
LINEのリプライとメンションの違い

LINEには「リプライ」と似たような機能として「メンション」があります。
名前だけを見ると違いが分かりにくいですが、役割は別です。
| 機能 | 指定するもの | 使う場面 |
|---|---|---|
| リプライ | 特定のメッセージ | 「この発言に返事したい」とき |
| メンション | 特定の人 | 「この人に気づいてほしい」とき |
覚え方はシンプルです。
リプライは「メッセージ」を指定し、メンションは「人」を指定します。
たとえば、グループLINEで「明日は何時に集合する?」というメッセージに対して「10時で大丈夫です」と返したいなら、リプライが向いています。
一方、「田中さん、この写真を確認してください」のように、グループの中から特定の人に呼びかけたい場合はメンションを使います。
メンションでは相手の名前が「@田中さん」のように表示されるため、誰に向けたメッセージなのかが分かりやすくなります。
迷ったときは、
「どのメッセージに返事するか」ならリプライ、「誰に気づいてほしいか」ならメンション
と考えると使い分けやすいでしょう。
LINEのリプライと普通の返信の違い
LINEでは、相手のメッセージを読んでそのまま返事を送るだけでも会話できます。
一方、リプライを使うと、どのメッセージに対する返事なのかを指定した状態で返信できます。
たとえば、
「明日の集合は10時で大丈夫?」
というメッセージの直後に、
「大丈夫です」
と返すだけなら、普通の返信でも意味は伝わります。
しかし、そのあとに別の話題がいくつも続いてから「大丈夫です」と送ると、何に対する返事なのか分かりにくくなることがあります。
そんなときにリプライを使えば、元のメッセージが一緒に表示されるため、「この質問への返事です」とはっきり伝えられます。
つまり、
- 普通の返信:会話の流れを見て返事をする
- リプライ:元のメッセージを指定して返事をする
という違いです。
直前のメッセージに返事をするだけなら普通の返信で十分ですが、少し前の話題に戻るときや、グループLINEで複数の話題が進んでいるときはリプライの方が分かりやすくなります。
LINEのリプライは他の人にも見える?
グループLINEでリプライを使った場合、そのグループに参加している他のメンバーからも内容を見ることができます。
リプライは、特定の相手だけにこっそり返事を送る機能ではありません。
たとえば、5人のグループLINEで1人のメッセージにリプライした場合でも、その返信内容は基本的にグループ内の他の参加者にも表示されます。
そのため、「この人にだけ見えるのかな?」と思って個人的な内容を書かないように注意してください。
一方、家族や友人との1対1のトークでリプライした場合は、そのトークに参加している自分と相手の間で表示されます。
つまり、リプライを使ったからといって公開範囲が特別に変わるわけではありません。
「そのトークルームの参加者に表示される」と覚えておくと分かりやすいです。
LINEで勝手にリプライになるのはなぜ?

LINEを使っていて、普通に画面を触っていただけなのに、突然リプライの状態になってしまうことがあります。
これは故障ではなく、メッセージを横にスワイプするとリプライできる操作が反応した可能性があります。
実際に操作してみると、上下にスクロールするつもりでも指が斜めに動くとリプライになることがありました。操作に慣れていない方には、この誤操作が少し分かりにくいと感じます。
意図せずリプライになることが多い場合は、LINEの設定から「スワイプでリプライ」をオフにしておくと操作しやすくなります。
次の項目で、その設定方法を順番に説明します。
【Android限定】「スワイプでリプライ」をオフにする方法
Android版LINEでは、意図せずリプライになってしまうことが多い場合、「スワイプでリプライ」をオフにできます。
まず、LINEを開いて画面下の「ホーム」をタップして、画面右上の歯車マークをタップしてください。

設定画面が開いたら、「トーク」を選びます。

その中にある「スワイプでリプライ」をオフにしてください。

これで、メッセージを横に動かしてしまっても意図せずリプライになるのを防ぎやすくなります。
なお、この設定をオフにしても、返信したいメッセージを長押しして「リプライ」を選ぶ方法は引き続き使えます。
スマホ操作に慣れていない方は、スワイプ操作だけオフにして、必要なときだけ長押しからリプライする方法がおすすめです。
LINEのリプライについてよくある質問
ここでは、LINEのリプライを使うときに迷いやすいポイントを、Q&A形式で簡単にまとめます。
まとめ:LINEのリプライは「このメッセージへの返事」と伝える機能
LINEのリプライは、特定のメッセージを引用して返信する機能です。
名前だけを見ると少し難しそうですが、覚えておくポイントはシンプルです。
- リプライは特定のメッセージへの返事に使う
- 返信したいメッセージを長押しして「リプライ」を選べる
- メンションは「人」、リプライは「メッセージ」を指定する
- グループLINEで送ったリプライは、他の参加者にも見える
- 意図せずリプライになる場合は「スワイプでリプライ」をオフにできる
最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、「特定のメッセージに返信したいときに使う機能」と覚えておけば十分です。
慣れないうちは、返信したいメッセージを長押しして「リプライ」を選ぶ方法から試してみてください。

