🚨息子や孫に今さら聞けない『スマホのアプリとは何ですか？』その意味と機能

難易度：中級　 　概念を理解するのが難しいかも！

「スマホのアプリとは何ですか？」

息子や孫に今さら聞けない！という方は意外に多いはず！

実はスマートフォンの便利さは“アプリ”の存在が大きいんです。アプリ抜きでスマホは語れません。

このアプリ最大の特徴は、スマホに便利機能を追加することです。

たとえば、天気予報アプリや地図アプリはその最たるもので、スマホが元々持っていない機能を後付けするソフトウェアだと思ってください。

我々の生活にもっとも身近なアプリには「LINE（ライン）」があり、このアプリによって家族や友人と文字や会話でつながることができます。

とはいうものの、まだ少しボンヤリしていて、その意味が掴みにくいかもしれません。

そこで以下では、「スマホのアプリとは何ですか？」という疑問に応えるべく、その意味と使い方をゆっくり丁寧にお伝えしていきます。

スマホのアプリとは何ですか？

スマホのアプリとは、スマートフォンの中で「何かをするための道具」のことです。

昔の携帯電話では機能が限定されていてそれ以上増やすことはほとんどできませんでしたが、スマホではアプリを追加することで、自分の生活に合わせて使いやすく変えられるのが特徴です。

たとえば、電話をかける・写真を見る・天気を調べる・ニュースを読む——これらの一つひとつの機能が「アプリ」と呼ばれており、画面上に小さな四角いマーク（設定により丸い場合も）で表示されています。

ホーム画面に並ぶ小さな絵柄（アイコン）をタップすると、それぞれのアプリが起動します。

アイコン（icon）は英語の icon に由来し、さらに語源は古代ギリシア語の eikón（像・肖像） とされています。ここから転じて、アプリや機能を表す視覚的な目印という意味で使われています。

それが転じてアイコンと呼ばれるようになり、アプリを意味する小さな図形として表現されるようになりました。

スマホのアプリの意味を簡単に言うと

アプリにはスマホにあらかじめ入っているものもありますし、あとから自分で追加することもできます。

そもそも「アプリ」という言葉は、英語の「Application Software (アプリケーションソフトウェア)」を略したものです。この「Application」には「応用」や「適用」といった意味があります。

そこから派生して、スマホのアプリの意味とは、「応用的」な働きを追加するプログラムのことです。

たとえば、電話とメールの機能しかないスマホに地図アプリをインストール（※）すると、そのスマホに地図機能が追加されます。

※インストールとはアプリのプログラムをスマホに取り込むことです。これは自動で行われるので、人間は何もしなくてOKです。

ここで、スマホアプリの理解を助ける用語集を作成してみました。

参考にどうぞ。

👇 覚えておくとラクな用語集

用語	説明
アプリ	スマートフォンに入れて使う、便利なプログラムのことです。天気予報、連絡、ゲームなど、様々な種類があります。
ホーム画面	スマートフォンを起動したとき、最初に表示される画面です。アプリのアイコンなどが並んでいます。ここから使いたいアプリを選びます。
アイコン	アプリや機能を表す小さな絵やマークのことです。これを指で触れる（タップする）と、アプリが始まります。
タップ	画面上のアイコンやボタンを、指で軽く「トン」と一回触れる操作のことです。パソコンでいう「クリック」にあたります。
ダウンロード	インターネットからアプリや写真などのデータを、自分のスマートフォンに取り込むことです。アプリを使い始める前の準備です。
インストール	ダウンロードしたアプリを、実際にスマートフォンで使えるように「組み込む」作業のことです。この作業が終わると、アプリのアイコンが画面に出てきます。
アップデート	アプリを新しくすることです。不具合を直したり、便利な機能を追加したりするために行われます。安全に使うために大切な作業です。
Wi-Fi（ワイファイ）	インターネットに無線（コードなし）でつなぐための技術です。自宅やカフェなどでWi-Fiにつなぐと、通信量を気にせずアプリを使えることが多いです。

アプリがあると何が便利になるの？

アプリによって、スマホが自分専用の“便利な道具”になります。

たとえば、カメラ機能はスマホに元々入っていますが、料理をキレイに撮影することに特化したカメラアプリをさらにインストールしたり、プレイステーション顔負けの謎解き要素のあるゲームアプリなど、目的に応じてお手持ちのスマホに機能を追加できるんです。

・家族や友人とすぐに連絡が取れる（LINEなど）
・健康管理ができる（歩数・血圧記録アプリ）
・買い物や銀行の残高確認も自宅でできる
・趣味のニュースや天気予報を簡単にチェックできる

つまり、アプリを上手に使うことで、「やりたいことがすぐできるスマホ」に機能を追加できます。

最初は「アプリってなんだかよくわからない」と思うかもしれませんが、一度使ってみると、ほとんどのアプリはボタンを押すだけで操作できるように作られています。

たとえば「電話」や「カメラ」も実はアプリの一種です。日常生活の中で自然と使っているものが、すでに“アプリ”なのです。

これから少しずつ理解していけば、アプリを使うのは決して難しいことではありません。

スマホのアプリとは何ですか：主な種類と役割

スマホのアプリには、本当にたくさんの種類があります。

しかし、すべてを覚える必要はありません。日常生活でよく使う「身近で便利なアプリ」から少しずつ慣れていけば大丈夫です。

ここでは、高齢の方にも役立つ代表的なアプリの種類と、それぞれの役割をわかりやすく紹介します。

コミュニケーション系アプリ

LINE・Instagram・X（旧Twitter）など、家族や友人との連絡に使うアプリです。

テキスト（文字情報のこと。「文言や文章」と考えてもOK）・写真・通話などを簡単に共有でき、今では生活に欠かせない存在になっています。

声や映像で顔を見ながら話せるので、離れて暮らす家族とも気軽に会話できます。

LINEの「無料通話」は電話代がかからず便利です。Wi-Fi（ワイファイ）が使える場所なら通信料もほとんどかかりません。

生活・情報系アプリ

毎日の生活をサポートしてくれるアプリです。

・天気予報を確認できるアプリ
・歩数や血圧を記録する健康管理アプリ
・買い物リストや家計簿をつけるアプリ

など、日常のちょっとしたことを手助けしてくれるものが多いです。

特に健康アプリは、ウォーキングの歩数や体重の変化をグラフで見られるため、健康づくりの励みにもなります。

エンタメ系アプリ

スマホは「遊ぶ」ためにも使えます。

・将棋・囲碁・パズルなどのゲームアプリ
・ニュースや雑誌を読むアプリ
・音楽や動画を楽しむアプリ（YouTubeなど）

これらは操作がシンプルなものが多く、手軽にリラックスできます。

便利・安心のためのアプリ

日常をもっと便利に、安全にするためのアプリもあります。

・電車やバスの乗り換え案内
・銀行や支払いを管理するアプリ
・災害時に家族の安否を確認するアプリ

たとえば「Yahoo!防災速報」アプリを入れておけば、地震や大雨の情報をすぐに受け取れます。

「もしもの時」に備えて、こうしたアプリを入れておくと安心です。

スマホのアプリとは何ですか：使い方と仕組み

アプリを使うには、まず「アプリストア」からダウンロードしてインストールします。このストアは、その名のとおり、アプリをダウンロード（※）するための「お店」です。

※ストアからアプリをダウンロードする行為を「落とす」と表現することもあります。

なお、iPhoneとAndroidスマホではストアが異なります。iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playを使いましょう。

1. アプリストアでアプリ名を検索
2. 「インストール」ボタンをタップ
3. ホーム画面にアイコンが追加される
4. アイコンをタップして起動

ダウンロード中は少し時間がかかることもあります。Wi-Fi（ワイファイ）がある場所で行うと通信費の節約になります。

また、不要になったアプリは長押しして削除するだけなので、スマホの整理も簡単です。

アプリを使うときの基本操作

アプリの多くはアイコンをタップするだけで使えます。ボタンの形や文字がわかりやすく設計されているものが多いので、心配はいりません。

タップなどの操作については「タップとはスマホの画面を指先でポン！操作名称がわかればやり方を覚えやすい」をご覧ください。

たとえば、LINEアプリでは「トーク」というボタンを押すと、家族や友人とのメッセージ画面が開きます。

アプリごとに少しずつ使い方は違いますが、慣れると同じような動きで操作できるようになります。

使わなくなったアプリの削除方法

スマホの容量を保つために、使わないアプリは削除しておきましょう。

1. ホーム画面で削除したいアプリを長押し
2. 「削除」または「アンインストール」を選ぶ

これで完了です。あとでまた使いたくなったら、ストアから再び入れ直すこともできます。

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このように、スマホアプリは「入れる・使う・消す」を自由にできる便利な仕組みです。

最初は少し緊張しても、いくつかの操作を試してみるうちに自然と覚えられます。

「間違えたらどうしよう」と不安に思う必要はありません。スマホはやり直しができる道具です。

スマホアプリの安全な使い方と注意点

スマホのアプリはとても便利ですが、使い方を少し間違えると「困ったこと」になる場合もあります。

特に高齢の方の場合、「知らないうちにお金がかかっていた」「広告を押してしまった」「変なメッセージが届いた」などのトラブルに巻き込まれやすいです。

ここでは、安心してスマホアプリを使うために気をつけたいポイントをわかりやすく解説します。

安全に使うための基本ルール

1. アプリは公式ストアから入れる
   　App Store（iPhone）やGoogle Play（Android）以外の場所からダウンロードするのは危険です。
   　非公式サイトから入れると、ウイルスや詐欺アプリの可能性があります。
2. 提供元を確認する
   　アプリを入れる前に、「誰が作ったアプリか」を見ておきましょう。
   　たとえば「LINE株式会社」「Yahoo! JAPAN」などのある企業なら安心です。
3. アプリの権限（アクセス許可）をよく見る
   　アプリによっては「連絡先」や「位置情報」にアクセスするよう求められることがあります。
   　不必要なアクセスを求めるアプリは避けましょう。

👉 GooglePlayの安全な入手先について

→ Google Play プロテクトを使用してアプリの安全性とデータ プライバシーを確保する

👉 App Storeの安全な入手先について

→ App Storeのセキュリティについて

よくあるトラブルと防ぐコツ

スマホのアプリは便利ですが、慣れないうちは思わぬトラブルに遭うこともあります。

「無料だと思っていたのに料金が発生した」「知らない通知がたくさん届く」「変な画面が出て焦った」――そんな経験をした方もいるかもしれません。

そこで、あらかじめ気をつけるポイントを知っておきましょう。

ここでは、実際によくある事例をもとに、安心して使い続けるための簡単なコツを紹介します。

無料アプリなのにお金がかかった

アプリ自体は無料でも、「アプリ内課金」がある場合があります。

たとえば「ゲームのアイテム購入」「有料スタンプ」などです。

家族と一緒に確認して、必要なとき以外は課金しない設定にしておきましょう。

iPhoneやAndroidには「課金制限」や「ファミリー共有」などの設定機能があります。これをONにしておくと、誤って購入する心配が減ります

広告や偽メッセージに注意

アプリを使っていると「おめでとうございます！」「ウイルスに感染しています」といった表示が出ることがあります。これらの多くは広告や詐欺サイトです。

慌ててタップせず、画面を閉じるのが安全です。

個人情報の取り扱いに注意

住所や電話番号、銀行情報などを入力するアプリは慎重に扱いましょう。

信頼できる企業のアプリか確認することが大切です。

もし少しでも不安を感じたら、家族や詳しい人に相談してから操作するようにしましょう。

安心して続けるために

・スマホを最新の状態（アップデート）に保つ
・知らないアプリやメッセージは開かない
・不安なときは家族・店舗・携帯会社のサポートを頼る

これらを心がければ、トラブルを防ぎながら、安心してスマホアプリを楽しむことができます。

「怖いもの」と思うよりも、「使い方を知れば便利になるもの」と前向きに捉えることが大切です。

私の母親のちょっとしたトラブル

70代の母は、家族との連絡用にLINEアプリを使い始めましたが、通知機能に大苦戦していました。

孫からのメッセージのたびに「ピコン！」と鳴る音が怖いようで、「誰かに見張られている気がする！」といって電源を落としてしまいました。

後日、私が設定を見に行くと、ホーム画面に通知が100件ほど溜まっていてビックリ。

通知オフの設定を教えると、「これでやっと静かに眠れるわ」と安堵していました。

このように、便利な反面、煩わしく感じる場合もあるようです。とはいえ、そのアプリを捨てるのは不安…。

そうした場合は、通知を消すなどの回避策を考えてあげてください。

教訓：設定の変更によって音や数を減らす。通知設定を見直すだけで、グッと快適に。

「スマホのアプリとは何ですか？」のよくある質問

ここでは、実際に多く寄せられる疑問とその解決方法を、できるだけわかりやすくまとめました。

困ったときは、この章を見ながら確認してください。

アプリって難しそうで不安です。高齢者でも使えますか？

もちろん使えます。ほとんどのスマホアプリは「タップ（軽く押す）」だけで使えるように作られています。最初は戸惑っても、家族や友人と一緒に使い方を覚えれば、すぐに慣れる方が多いです。電話・LINE・カメラなど、すでに使っているものも「アプリ」の一種なんですよ。

無料のアプリと有料のアプリ、どう違うの？

無料アプリはダウンロードにお金がかかりませんが、広告が表示されたり、途中で「有料機能（課金）」を勧められることがあります。有料アプリは最初に料金を支払う代わりに、広告がなく快適に使えるケースが多いです。
どちらの場合も、ダウンロード前に「価格」や「課金内容」をよく確認しましょう。

アプリを入れたらスマホが重くなりました。どうすればいいですか？

使わないアプリを削除すると、スマホの動きが軽くなります。
ホーム画面で不要なアプリを長押しし、「削除」または「アンインストール」を選びましょう。
また、写真や動画が多い場合は、クラウド（オンライン保存）を使うのもおすすめです。

スマホの操作が苦手です。練習する方法はありますか？

はい。多くの自治体や携帯ショップで「スマホ教室」が開催されています。実際の画面を見ながら学べるので、初めての方でも安心です。
また、YouTubeには「スマホの使い方講座」などの動画もあり、自宅でゆっくり練習できます。

高齢者におすすめのアプリは？

・家族と連絡できる「LINE」
・健康を記録する「歩数計」
・天気を確認できる「Yahoo!天気」
・ニュースを読む「NHKニュース」
・防災情報を受け取れる「防災速報」
これらは使い方が簡単で、生活に役立つアプリです。まずは1〜2個から始めて、慣れてきたら少しずつ増やしていくと良いでしょう。

クイズで確認！理解度チェック

本記事の理解度の確認クイズです！

この記事の内容をふりかえりながら、スマホアプリの基本を楽しくおさらいしてみましょう。

答えは下にある「正解はここをクリック」で確認できます。ご家族と一緒に挑戦してみるのもおすすめです。

はたして何問正解できるでしょうか？

Q1. スマホのアプリとは、次のうちどんなものを指しますか？

A. スマホの外側につけるアクセサリー
B. スマホの中で特定の目的を果たすソフトウェア
C. スマホを買うときにもらえる説明

Q2. アプリを入れるときに一番安全なのは、どこからダウンロードする方法でしょう？

A. 友達からメールで送ってもらう
B. インターネット上の知らないサイトから入れる
C. App Store や Google Play などの公式ストアを使う

Q3. 高齢の方は特に注意すべきアプリはどれでしょう？

A. 歩数を数える「歩数計アプリ」
B. 天気を確認できる「天気予報アプリ」
C. 「あなたのスマホはウイルスに感染しています！」や「動作が遅くなっています」といった警告画面が表示されるアプリ

Q4. アプリを使わなくなったときの正しい対処法はどれ？

A. そのまま放置する
B. ホーム画面で長押しして削除する
C. アプリのアイコンを画面の端に移動させる

Q5. 無料アプリでも注意が必要なのはどんな場合？

A. アプリ内で追加の課金があるとき
B. 広告が一切ないとき
C. 使うときに毎回ログインが必要なとき

まとめ：スマホのアプリとは何ですか？アプリの意味と使い方

ここまで、スマホのアプリとは何か、どんな種類があるのか、そして安全に使うためのポイントを紹介してきました。

最初は少し難しく感じるかもしれませんが、スマホのアプリは「生活を便利に、楽しく・便利にしてくれる味方」です。

上手に使えば、家族とのつながりや健康管理、趣味の時間など、毎日がぐっと充実します。

• スマホのアプリとは、スマートフォン上で動作する小さなソフトウェアのこと。
• 「スマホ の アプリ の 意味」は、スマホの機能を最大限に活かして生活を便利にする“道具”ということ。
• コミュニケーション・生活・娯楽など用途は幅広く、使い方次第で毎日がより快適になります。
• ただし、不要アプリの放置や怪しいアプリのインストールには注意が必要です。

スマホのアプリは、まさに「現代の必需品」です。

自分のライフスタイルに合ったアプリを選び、スマホをもっと便利に使いこなしましょう。

さて、次はいよいよ、スマホアプリの代名詞ともいえるLINEのインストールに挑戦してみませんか？